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※月~土の午前診の間
食道・胃・十二指腸を調べる検査です。潰瘍・炎症・ポリープ・腫瘍などの有無を調べる検査です。検査時間は通常は2~3分(長くとも5分以内)で終わります。※ 次のような方は必ず院長及びスタッフに一声お掛け下さい。
検査は、原則的に予約制(月曜から土曜日の午前中すべて)になっており、外来診察の間に、行いますので、予約時間と実際の時間は多少前後する場合がございますので御了承願います。通常は、ノドの麻酔をして、胃の緊張を取る注射をしてから検査を行いますが、御希望で、更に静脈注射を行い、「ぼーっ」とした状態のまま、知らないうちに検査を終えることも可能ですのでお気軽に御相談下さい。
当院では、オリンパス社製最新式のQ290シリーズの電子内視鏡が入っております。内視鏡先端にCCDという超小型のテレビカメラが入っており、テレビモニターで、その場の全員が食道・胃・十二指腸を視ることが出来ます。
尚、検査内容は約30~40コマの画像として記録しておりますので、検査終了後、直ぐに撮影した画像を再生しながら御本人と御家族全員に丁寧に説明致しております。
胃内視鏡検査は予約制になっております。初診で検査御希望の方は電話で前もって予約してから、御来院下さい。
(注意)胃の中の組織検査が必要となった場合に、普段から、狭心症や脳梗塞などのために、血液をサラサラにするためのお薬を1剤だけお飲みになっている方は普通に検査できますが、何種類もお飲みになっている方は、薬の量と種類によっては、出血の心配がありますので、一定期間薬(薬によって違います)を休む必要が有る場合もありますので、検査予約は電話では無く、まず院長の診察時にお飲みになっているお薬をお持ちになるか、お薬手帳や お薬の一覧表などをお持ちください。
2007年より、経鼻内視鏡XP260Nで、検査開始致しました。経口内視鏡検査の経験者は、こちらを希望する方が多いのが現状です。更に、2016年に、最新機種XP290Nを導入しました。XP290Nの画像が手に入りませんが、外径は5mmでN260と変わりありません。
経鼻内視鏡と経口内視鏡の先端
写真左がN260(経鼻内視鏡)、右3本は、口からの内視鏡です。左から2番目は、XP260(細径経口内視鏡)、右2本が、通常の経口内視鏡H260とQ260です。経鼻内視鏡のその細さは一目瞭然です。
経口内視鏡と経鼻内視鏡の外観
写真上の二本が経口内視鏡、下が当院採用のXP260Nで、先端部外経が5mmと、鉛筆より細いのです。
「胃カメラは苦しい・つらい」と敬遠される検査です。内視鏡自体、開発当初の昭和30年代はかなり太いものでしたが、ファイバースコープそして昭和から平成にかけて電子内視鏡(先端にCCDという超小型のテレビカメラ内蔵式)に移行し、かなり細くなり、楽に飲めるようにはなりましたが、舌の付け根(のど)を通過するための、あの「おえー!」という反射が避けられない課題でした。
そこで、眠っている間に検査がうけられるように、精神安定剤や麻酔の注射をしてから検査を行う工夫もしてきました。
この1~2年の間に、超小型CCD(テレビカメラ)が開発されたことによって、直径が5~6mmという鉛筆よりも細い直径の鼻から入れる内視鏡「経鼻内視鏡」が急激に普及し、コマーシャルでも、よく眼にするようになってきました。
経鼻内視鏡は、舌の付け根を通らず、のどにも触れないために、従来の口からのものより、検査時の吐き気・不快感が大幅に軽減することが出来ます。
ある病院の調査結果によりますと、経口の内視鏡検査を受けた後に「もう二度とやりたくない」と考えていた人の90%以上が、「鼻から入れる内視鏡検査ならまた受けてもいい」と答えています。
当院では、オリンパス社製 XP260Nという最新式の先端部の外径が5mmの内視鏡装置を導入しております。
一方で、経鼻内視鏡は一般の内視鏡と比較すると画質がやや劣り、また、行える処置も限られます。
さらに患者様によっては、鼻からの挿入が難しい場合もありますので、そのような方は、通常の口からの内視鏡検査になりますので御了承願います。
口からの検査との違い(のどと鼻の麻酔の違い)
鼻から内視鏡を入れますので、鼻の麻酔をします。どちらの鼻の方がスムーズに検査を出来るかは、十分な処置後に決めますので、まず、最初は両方の鼻の粘膜のむくみを取り除くために、血管収縮剤を点鼻します。その後、鼻腔内の麻酔をするために、麻酔薬を注入・スプレーします。
注意点(必ずお読み下さい)
前もって、鼻の中の麻酔を行いますが、左右どちらか、スムーズに入れられる方を選びますが、鼻腔が狭く、入れられない場合・どうしても痛みが強く入れることが出来ない場合は、口からの検査になってしまいます。その場合、口から細い経鼻内視鏡を挿入することになります。以前に 口からの内視鏡検査をお受けになられた方は、その楽なことに驚かれると思います。また、経鼻内視鏡検査は、検査中・検査後の鼻出血、頭痛、めまいなどが起こることが報告されていますが、その他の重篤な合併症の報告はありません。
検査は、原則的に予約制(月曜から土曜日の午前中すべて)になっており、外来診察の間に、行いますので、予約時間と実際の時間は多少前後する場合がございますので御了承願います。尚、検査内容は録画しておりますので、検査終了後、直ぐに再生しながら御本人と御家族全員に丁寧に説明致しております。
胃の内視鏡検査の第一選択は、経口内視鏡です。経鼻内視鏡は、経口内視鏡が困難な方に行っております。さらに、経鼻内視鏡は経口内視鏡に比べて細いため、画質がやや劣り、胃液の吸引も吸い込み口が小さいために時間がかかり、検査時間全体も経口より長くかかります。また、経鼻内視鏡では、どうしても組織検査が困難な部位もあり、また組織検査後の出血の対する止血処置が出来ないために、通常の経口内視鏡に切り替わる可能性もありますので御了承下さい。
経口の内視鏡検査に対しては依然として、抵抗感・恐怖感をお持ちの方も多いかもしれません。がんは早期に発見・治療をすれば、治る可能性も高くなります。より負担の少ない経鼻内視鏡の登場によって、内視鏡検査そのものがさらに身近なものになると思います。
※原則的に火曜日と金曜日の正午から
明らかな血便が見られた方や、大腸がん検診で、便の潜血反応が陽性に出た方の精密検査です。大腸・直腸のポリープ、腫瘍の有無を調べます。稀に、大腸炎で出血を伴う場合もあります。検査時間は、異常が無く観察だけであれば、5分から10分位で 終わりますが、非常に長く、曲がりくねりの強い腸の方や、ポリープがあり、切除が必要になった場合は、20~30分かかる場合もございます。癌の多くは、ポリープから発生します。ポリープという癌の芽・つぼみの内に切除してしまえば、予防は可能です。 実際、当院でも切除したポリープの一部が癌化していたが完全切除された例が毎年かなり見つかっています。
また、癌の中には、小さなへこみから出来るものもあり、ポリープ共々、内視鏡検査でしか、小さなものは発見できません。便の潜血反応では、癌・ポリープの2~3割は見逃されていると言われています。定期的な大腸内視鏡検査が早期発見早期治療に直結します。大腸の内視鏡検査は、「つらい、痛い、苦しい」と言われる方が、いらっしゃいますが、検査医の熟練度で、かなり違いがあるのは当然です。折れ曲がった大腸を如何に、伸ばさず、折りたたんで短くしてから、奥へ進んでいくかが、テクニックなのです。当院院長は、大腸内視鏡検査の世界的の権威、新谷弘実先生、そして、日本を代表する岡本平次先生、光島徹先生らに直接指導を受け、技術を磨き、現在は細径の内視鏡で、極めて苦痛の少ない内視鏡検査を行っていますので御安心を。少し検査自体つらく感じられる方:おなかの手術をしたことの有る方、頑固な便秘の方(腸が屈曲して長い)、憩室が多い方(腸自体が硬くなってしまっています)は、そうで無い方に比べ、多少つらいかも知れません。この検査は、大腸の中が 空っぽになっていないと、十分な観察が出来ずに中止になり、再検査になることもございます。普段 から便秘の方は、強めの下剤を飲んで頂かねばなりませんので、正直に便通の具合を院長・看護師に伝えて下さい。かなり頑固な 便秘の方は、前日の3食を特種な食事(便のカスが極めて少ない流動食に近いもの)を当院で前もって購入し、さらに下剤を飲んで頂きますのでよろしくお願い致します。※ 次のような方は、必ず、院長及びスタッフに一声お掛け下さい。
検査を安全に行い、正しい診断ができるように次のことを必ず守ってください。
肝臓・胆嚢・胆管・膵臓・脾臓・腎臓の病気の有無を見ます。主なものには、胆石・胆嚢ポリープなどがあります。検査時間は5~10分程度で、おなかにゼリーを塗るだけで、苦痛は全く無い検査です。起床時から飲食をしていなければ、予約無しで検査は可能です。検査は診察室で行います。また、午後であっても、昼食後、およそ3時間、全く飲食をしていなければ、午後の診察時間(月・火・水・金の3時から6時半)でも検査は可能です。
食道・胃・十二指腸の病気の有無を、バリウムを飲んでから検査します。検査時間は数分です。胃の中に食べ物が残った状態では検査を行えませんので、前日の夜9時以降から、飲食をしないで来院して頂きます。※ 次のような方はお申し出下さい。
検査は、原則的に予約制(月曜から土曜日の午前中すべて)になっており、外来診察の間に、行いますので、予約時間と実際の 時間は多少前後する場合がございますので御了承願います。しかしながら、高血圧で薬を飲んでいらっしゃる方は、検査の3時間前くらいに、その薬だけを飲んで来て下さい。
当日、起床後、飲食をせず来院して頂ければ、予約の方を優先しますが、お時間に余裕がお有りであれば、多少お待ち頂くことになりますが、そのなるべく日に検査が出来るよう努力致します。
明らかな血便が見られた方や、大腸がん検診で、便の潜血反応が陽性に出た方の精密検査です。大腸・直腸のポリープ、腫瘍の有無を調べます。稀に、大腸炎で出血を伴う場合もあります。検査時間は、5分~10分位で終わりますが、腸が非常に長く、曲がりくねりの強い腸の方は 多少時間がかかります。※ 次のような方はお申し出下さい。